三日間、小川山で雨に降られ 優柔不断の僕もやっと踏ん切りがついた。
ここ数年、梅雨明けが遅れお盆でも不安定な天候が続くので、ツアーを盆過ぎにずらしてみたのだけど今年は見事に裏目に出てしまった。
秋雨前線がずっと上空に停滞しているため、ずっと降り続けているわけではないのにまったく岩が乾く時がないという事態に・・・・
そんなに大きく崩れないのなら、開き直って雨の中を歩くのもいいかも知れない・・
来たときに、30℃を指していたナナ―ズ近くの温度計が帰るときは17℃だった。
夜、寒かったはずだ。
というわけで栂池~白馬乗鞍~大池~蓮華温泉まで歩いてきた。
負け惜しみではなく、雨には雨の山の楽しみ方があると思う。
今年は本当に雪の量が多かったのだろう。
この時期にまだ残雪が残っているとは・・・
夜中にかなりの降雨があったけど、明け方には霧雨になった。
しかも僕達がむかう山の向こうは晴れている。
これはついている!・・・・
山小屋の主人が「今から下山したらちょうど午前中のバスに間に合いますよ。
道もいいですし、何の心配もありません」
はずだった・・・・
蓮華温泉のバスの停留所に15分前につき、ほっと一安心。
しかし発車時刻になっても、なにも来ない。
もう一度、バスのダイヤをじっとみる。
すぐに現実が信じられず、もう一度みる。
何度見ても同じである。
バスの運行は昨日まで・・・・
いくら、ここで待っていても次にバスが来るのは3日後の金曜日だった。