真冬の六甲山を歩いていて、偶然飛びこんだ無料の休憩所で、この花の写真を拝見した。
「まだ、六甲山でも自生してるんですね~」
「ええ、ありますよ。すぐに盗掘されるので場所はお教えできませんけど・・・・・・」
8月になって高山植物園で開花したとニュースでみたので行ってきた。
この日はちょうど秋篠宮同妃両殿下と眞子内親王殿下がおみえになっていたが
入場規制もほとんどなく、ゆっくり観察ができた。
思っていたよりも花はずっと小さくて可憐だ。
しかしよく見るとすごく繊細な花で、人気が高いのが理解できる。
サギソウ (準絶滅危惧種)
7月~9月に白い花が咲く。唇弁が幅広く、その周辺が細かい糸状に裂ける様子がシラサギが翼を広げた様に似ていることからこの名前で呼ばれる。この花には3~4cmにもなる長い距があり、この末端に蜜が溜まる。花は、特に夜になると芳香を発する。
日当たりのよい湿地に生えるが、しばしば観賞用に栽培される。先述の地下茎の先端に形成される芋での栄養繁殖で容易に増殖できる事に加え、種子による繁殖も無菌培養などにより比較的容易なため、園芸店では1球あたり数百円以下で大量に販売されている。にもかかわらず、保護されている自生地ですら盗掘が絶えない。遠目にも目立つ開花期は、移植に最も不向きな時期であり、よほど注意深く掘りあげない限り枯れてしまう。仮にモラルの点を考慮しないとしても、開花期の採集は非常に愚かな行為と言わざるをえない。
開発による自生地の減少に加えて、採集圧が加わるため、今では自生状態でみられる場所はきわめて限られる。野性の個体群と、その地域ごとの遺伝的多様性の自然状態での保全を考えると、極めて憂うべき現状と言える。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
夏なので、そんなに花は咲いてないと思っていたので、ニッコウキスゲの満開には感動した。
一日草なので、朝開花した花は夕方には枯れてしまうそうだ。
秋の気配・・・・
その他の花の写真は登攀工作員写真室のブログで・・・・・