原点回帰

a0032559_16434324.jpgWMC2008無事に終わりました。
今回は申し込み者が100名以上とすごく多かったこともあって
予選課題から色んな趣向を凝らしてみました。
特にオープンクラスの予選は男女共に、垂壁に創られたルートで行なわれ、
壁を見たとたん戦意喪失した選手も多かったんじゃないでしょうか?
(写真はアルパインウオールにつくられたオープン女子の予選2本目)
遠方からわざわざ来られて、ジムのメインウオールには全然さわれずに帰られた選手には大変気の毒に思います。
しかし本来、コンペティションとは真に実力のある強者とは誰かを決めるためのものですから、
これに懲りずに再チャレンジしてほしいです。

僕がクライミングを始めた頃はちょうど、外の岩場から人口壁へとコンペも
変わりつつある転換期でした。
当然、傾斜は垂直でただ遠くて小さいホールドを繋いでいくというシンプルなものでした。
でもいまや時代は前傾壁が当たり前となり、選手や観客の方も華やかでダイナミックな演出のコンペに慣れてしまったのです。
スラブや垂壁は地味かもしれませんが、クライマーの総合力を試されるのです。
みなさん登りに来てくださいね!

ビギナークラス 1位 三城 英昭
           2位 中島 研治
           3位 田代 拓也

ミドルクラス   1位 寺西 五和夫
          2位  田中 一暢
          3位 亀山 凌平

オープン男子  1位 樋口 純裕
          2位 中原 栄
          3位 水野 秀晴

オープン女子 1位 中井 知花
         2位 尾上 彩
         3位 平井 悠希

もっと詳しいリザルトはここです


コンペは無事終了しましたが何も問題がなかったわけではありません。
前回のコンペの反省から、多人数で何クラスも同時に予選をする場合、危険でない限り選手に紛らわしい指示や注意を直接しないようにしよう。(混乱を避けるためです・・・・)
その結果、慣れない選手には不親切で厳しいコンペになってしまったようです。
僕はミドルクラスのジャッジだったんですが、1本目のクリップをせずに通過してしまって
失格(競技中止)になった選手が続出・・・・・
そのルートの性質(スタートが高い。1P目が離れたところにあった。体が上がってしまうと他のホールドで見えにくくなってしまう、等・・・・)もあったのですが、問題なくクリップ出来ている選手もたくさんいたわけで・・・・
これがミドルクラスで起こった出来事というのも今のジムクライマーの問題点を浮き彫りにしているようで色々考えてみる必要性があるようです。

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by kounoproclimb | 2008-09-07 16:50 | コンペティション
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