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コンパクトデジタルカメラの話

先日、ヨドバシカメラで最近話題になっているレンズ交換のできるコンパクトカメラの
カタログをもらってきた。
実はこれが2回目で前回はカタログもなければ実物の展示もなし、予約だけ受付中で
人気だけが先行しているなあという感じ・・・・・
しかし、せっかく手に入れたカタログだけどぱらぱらと見ただけで帰りのホームで捨ててきてしまった。
(関係者&ファンのかた、ごめんなさい。)

中には、一枚もサンプルの写真がなかったからだ。
「プロの撮影した作品例はHPを見てください」ということかも知れないが、僕は古い人間なので
印刷した作品がみたかったのだ。
昔、特にコンタックスのカタログはすばらしかった。
スペックに走るのではなく、こんな素敵な写真が撮れるのならこのカメラを買ってもいい。
そんな夢をひと時でも見させてくれるのがカメラのカタログだったのではないのか?
商品イメージの押し付けなら、車内吊りの広告だけで充分である。

話し変わって一昨日、リコーGRDの3代目が発表された。
僕は初代GRDのユーザーだけど、発売当時めまぐるしく新製品が発表される現代において、
最低2年間はモデルチェンジしませんというのが売り文句だった。
ファンが待ちに待った2代目と比べて、今回の3代目モデルチェンジはとても早かったような気がする(実際は1年7ヶ月、笑)

で、3代目になってどこが変わったのかといえばデザイン、CCDの大型化、手ぶれ補正など噂だった懸案はすべて見送られ、レンズがF2.4からF1.9に明るくなっただけ・・・・・
しかし、数値ではたった0.5だけしか変わらないけど、銀塩時代から受け継がれてきた銘玉のGRレンズに手をつけて基本設計から見直し画質の向上を目指したことに喝采を送りたい。

僕は写真とは、レンズで決まると思うからだ。

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by kounoproclimb | 2009-07-29 13:25 | カメラ、写真
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