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意識

TCNetに…★リードクライミングでの安全対策…がアップされています。

内容
フリークライミングは、山岳地帯をフィールドとする従来からのクライミングと比較して、安全なクライミングだと言われています。しかし、それは山岳地帯でのクライミングと比較した場合の話で、残念ながら、現実問題として事故は起こっています。
事故を未然に防ぐには、一人一人のクライマーが安全に対する意識を常に持つことが重要です。
ではいったい、どんなことに気をつければ事故を未然に防げるのでしょうか。これまでにフリークライミングの現場で起きた事故の教訓から、事故が起きる原因とその対策を20の項目にまとめてみました。


残念ながら、安全なはずのクライミングジムでも事故は時々起こっています。
クライミングに対する正しい知識がなかったり、不可抗力によるものではなく、いい加減なビレイやクリップ飛ばしなど明らかに人口壁を舐めきったクライマーが起こしているのが問題です。
特に指導する立場にある人は室内壁に内包する危険や慣れによる心の緩みには充分気をつけてほしいものです。
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by kounoproclimb | 2007-01-29 12:26 | 仕事

チベット語になった「坊ちゃん」

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久しぶりにすばらしく面白い本に出会った。
言語学の話なのに、宗教、教育、文化論と話は多岐に渡り、チベットと日本だけでなくインド、中国、韓国なども含めたアジア圏が抱えているいろんな問題が見えてくる。

人民解放軍の侵攻から半世紀が過ぎ、徹底した漢化政策によって、チベット語ができないチベット人も増えてきた。中国語が堪能でないと、出世もおぼつかない。チベット語を一生懸命勉強しても働くところはない。ところが容易に身につく日本語という窓を通じて、チベット人は広い世界と直接コミットしていくことができる。ユーラシア大陸を東西に貫く「膠着語の回廊」が、民族の未来を開く鍵になる。

本書のあちこちから、学ぶことに目覚めた生徒たちの純粋な気持ちがひたひたと伝わってきて、壮大なロマンに気持ちが高ぶってしまい何度も本を置かなければならなかった。
そして、今度は僕たちこそ、日本語の行く末に思いを馳せなければならない。

あらすじ
日本語教師だった筆者は小さな偶然が積み重なってだんだんとチベット仏教に興味をもっていく。
チベット語を学ぶため、日本人留学生を受け入れてくれる学校を探し中国青海省西寧の近くのチャプチャにある学校で3年間暮らすことになる。
最初はチベット人教師と全然言葉が通じなかったが、お互い片言同士で日本語、英語、中国語を駆使して意思を通わせていく。
日本語とチベット語には
1.「てにをは」などの助詞をつかう
2.外来語を柔軟に受け入れられる
3.母音が似ているなど・・・・・
文法的にたくさん共通点があることに着目した筆者はどんどんチベット語を習得していく。
では、逆はどうなのか?
漢字に慣れ親しんだチベットの学生にはカタカナとひらがなを覚えるだけで、日本語は平易に読めるのではないか?
ここから逆にチベット人学生に日本語を教えることになり、今まで劣等民族という扱いを受けてきた彼らは初めて自分たちの言語と文化に誇りを持ち、目が輝き始める。
(現代の日本人はほんの100年前の言葉が読めないし、インターネットで世界を席捲した英語圏の人間もシェークスピアの書き残した原文は読めない。しかし、チベット人で高卒ぐらいの学力があれば誰でも1400年前の仏教の経典を簡単に読破してしまうのである。)

中国の同化政策によって少数民族では最大を誇るチベット族も、言語が消滅していく危機を迎えている。しかし、世界有数の翻訳文化を持つ日本語を勉強することでチベット人は自分達の言語に誇りを持ち、いろんな未来の可能性が見えてくるのではないか?
現在、日本で通常使われている口語のもとを作ったのは、天才・夏目漱石といわれている。
漱石の代表作である「坊ちゃん」を情熱のある学生達に翻訳させてみてはどうだろうか?
筆者は現在のチベット語を作った偉人トンミ・サンポータの逸話からとって、若者たちを【試みの7人】と呼ぶことにした。
しかし筆者はもともと留学生だったという危うい立場、少しでも政治的な思想があると密告されれば、すぐに本国に強制送還されてしまう。一介の教師が出来ることはあまりにも小さい。
最初から、講師を引き受けるのは1年と決めていた。
そして、生徒達との悲しい別れがやってきた・・・・・・

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中村 吉広
1958年、福島県いわき市に生まれる。4歳のとき、父親の転職で長野県上田市に転居、言葉の壁を知る。東洋大学哲学科卒。在学中、欧州文化の理解のためにイスラエルのキブツへ。その後、海外放浪を続け、帰国後、塾講師、塾経営などを経て、日本語教師免許を取得。チベット仏教の研究を進めるうちに、中国・青海省チャプチャの青海民族師範専科学校に語学留学し、2001年から日本語講師に就任。2002年3月、帰国。現在、ブログ「旅限無」を開設中

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by kounoproclimb | 2007-01-24 08:55 | その他

RECALL

PUMPで扱っているフリクションホールドがリコールになりました。(昨年12月分入荷分)
大阪店にはまだ入荷してなかったので、問題になりませんでしたが今回入荷した製品は強度不足のため、時々破損が起こるようです。

僕達はルートセットのたびにいつもはずしたホールドをチェック、劣化した古い物や少しでも疑わしいホールドは処分していますが、それでも時々割れてしまうことがあります。
プラスチック製以外のホールドは全て壊れる危険性があります。
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by kounoproclimb | 2007-01-24 01:02 | 仕事

priceless

先日、悲しい出来事がありました。
今日から岩場ツアーに行こうと朝4時半に起床、しゃーという濡れた路面を走る車の音にベランダに飛び出すと
「こつん」と物干し竿が頭に当たり、眼鏡だけが暗闇に消えていった。
この間、買い換えたばかりなのに・・・・・・・


こんな仕事をしているといろんなクライマーを見ます。
外岩は難しいし恐いからといって人口壁しか来ない人、
週末のRPのため、平日の夜は毎週ジムで、熱心に練習される人・・・・・
人口壁は苦手だからと決してジムには来ない人・・・・・

極少数ですが、未だに外の岩場を登るのはタダだと思っている方がおられます。
わざわざ狭苦しい室内壁に金を払ってまで登りに行くなんて○○じゃないのか?って・・・・

僕達は昨年の春から団地の管理組合の役員になり、岩場に登りに行けるのは1ヶ月に一回ぐらいになりました。当然、自分の限界グレードを押し上げる様なクライミングは全然出来ず、
少し外岩から気持ちが離れてしまうといろんなことが見えてきます。
岩場はいろんな方の努力と情熱で、維持され我々は登らせていただいています。
決してタダではありません。
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by kounoproclimb | 2007-01-22 14:46 | その他

INGA CUP2007

今年の因果カップの申し込み受付が始まりました。詳しくはここで・・・・
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by kounoproclimb | 2007-01-10 23:38 | コンペティション

新しいジム

中貝氏が摂津市に立ち上げた新しいジムに行って来ました。
僕の家からは中央環状だけでいけるので、迷うことなく30分ほどで到着。
詳しい場所や行きかたはRAPUNZELのHPを参照してください。

ルートは15本程度(6a~7b+),ボルダーは25本ほどで全てフレンチグレードでグレーデイングされている。フットホールドは極小ジブスがたくさん使われているけど見た目ほど悪くない。
課題はまだまだこれから増えていくそうで楽しみである。

やはり、コンセプト「岩場が登れる実践的なクライマーを育成する」がはっきりしている
ジムは面白い。常連さんにテープの張っていないシークレット?課題も教えてもらい遅くまで遊んでしまった。
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by kounoproclimb | 2007-01-07 09:47 | その他