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Dr.パルナサスの鏡

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僕は「空とぶモンテイ・パイソン」の時代からテリー・ギリアムが好きだ。
しかし、普通の人にはシュールで奇想天外な彼の世界観は好き嫌いが分かれるでしょう。
ヒース・レジャー急逝の後、ジョニー・デップ コリン・ファレル ジュード・ロウの3人が彼の代役をすることになり、前代未聞の4人一役という話題だけでこの映画は成功が約束された。
映画の完成度は非常に高くて、僕には4人の俳優が全然見分けられなかった。
間違いなくテリー・ギリアム監督の最高傑作。

ちなみに旅芸人一座の設定はフェリーニの「道」へのオマージュだと感じましたが、皆さんはどうでしょうか?


The Imaginarium of Doctor Parnassus
2009年/イギリス・カナダ/ショウゲート/124分
出演:ヒース・レジャー ジョニー・デップ コリン・ファレル ジュード・ロウ クリストファー・プラマー リリー・コール トム・ウェイツ ヴァーン・トロイヤー アンドリュー・ガーフィールド 
監督:テリー・ギリアム
http://www.parnassus.jp/

物語
パルナサス博士の鑑の向こうは、人の欲望を形にした世界
不死と引き換えに、悪魔に最愛の娘を差し出す約束をした博士は、
いま鏡の中の世界で、最後の賭けに出る—

2007年、ロンドン。石畳に馬の蹄が響き、今にも壊れそうな馬車を引いている。
タワー・ブリッジの袂で停車すると、馬車から奇妙な舞台が現れる。旅芸人の一座の出し物が始まるのだ。
座長は1000歳以上だという老人、パルナサス博士(クリストファー・プラマー)。座員は、博士の美しい娘ヴァレンティナ(リリー・コール)、彼女に想いを寄せる曲芸師のアントン(アンドリュー・ガーフィールド)、皮肉屋で頭の回転が速いこびとのパーシー(ヴァーン・トロイヤー)。アントンの口上で始まったのは、人が心に秘めた欲望を具現化して見せる「イマジナリウム」。パルナサス博士の瞑想に導かれて鏡を通り抜けた観客は、そこに広がる自らの願望を形にした幻想世界を体験できるのだ。
しかし、怪しげな一座の舞台にあがる観客はいない。いたずらな子供が偶然飛び込んで、めくるめく体験に目を丸くするだけだ。
かつてパルナサス博士は、人里離れた山里で暮らす偉大な僧侶だった。今でもその気になれば世界を揺るがす力を持っているのに、彼は何かに脅えていた。悪魔のMr.ニック(トム・ウェイツ)にそそのかされて下界へ降り、一人の女性に恋をした時、博士は不死と若さを手に入れるためにMr.ニックととんでもない約束をしてしまったのだ。
生まれてくる娘が16歳になったら、悪魔のMr.ニックに差し出すという約束を・・・・・・。
当の娘ヴァレンティナは普通の家庭に憧れ、いつか一座から逃げ出したいと願っていた。ある日彼女は、橋から首を吊られていた若い男、トニー(ヒース・レジャー)を助ける。記憶喪失の彼はそのまま一座に加わり、客寄せを手伝うようになる。魅力的な容姿と巧みな話術で一気に女性客が増え、ヴァレンティナも彼に心を奪われる。期限の3日前、突然現れた悪魔のMr.ニックは、博士にある賭けを持ちかける。鏡の向こうの世界で、先に5人を“獲得”したら、娘を渡さなくてもいいと言う。
幻想世界に入場した客に、悪魔の歪んだ欲望の道か、博士の節度ある道かを選択させるのだ。事情を聞きつけたトニーは、舞台をゴージャスかつファッショナブルに改装し、詐欺師も驚く才能を発揮して、次々と鏡の中へ女性客を誘導していく。実はトニーの記憶はほとんど戻っていた。橋の下で自分を殺そうとした男たちの姿に気付いたトニーは、客と一緒に鏡の中へと逃げ込む。客の願望を形にしたトニー(ジョニー・デップ)は、彼女を博士の選択に導くことに成功する。しかし、残りはあと一人となった時、トニー自身の願望を反映したトニー(ジュード・ロウ)が誘導に失敗してしまう。追っ手と悪魔に迫られて窮地に立ったトニーとヴァレンティナは、二人一緒に鏡の向こうへと逃げる。ヴァレンティナの願望のトニー(コリン・ファレル)がさらけ出す、彼の真の姿とは?
期限まであとわずか、博士は娘を救えるのか・・・・・・?

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by kounoproclimb | 2010-05-31 22:58

Sports Leader

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体育の日の様に空がきれいな週末、日体協主催の講習会に行っていました。
内容はスポーツの歴史や文化論、栄養学やスポーツ医学など・・・・・

丸2日間、食事のとき以外ほとんど休憩時間もないハードスケジュール、ここ何年か
こんなに勉強したことがないというほど疲れました。
講義を担当してくださった8人の先生方もご苦労様でした。
ジャンルは違うのですが、諸先生方に共通していたのはスポーツを愛する熱い心・・・・
いい言葉ですね。

興味のある方はもっと詳しく読む
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by kounoproclimb | 2010-05-31 18:05

Scarpa

a0032559_8421957.jpgスカルパウィーク始まりました。
イタリア語で「靴」を意味する、靴職人ブランド「スカルパ」。

僕の一押しはNEW フェローチェ
壁の傾斜や用途を選ばず、オールマイティに使えるベルクロシューズ。
センター寄りのフロントポイントはイン、アウトどちらのステップも自然にこなし、極端なターンインが苦手な方にもお勧めできます。
3本締めのベルクロは甲をしっかりと押さえ、一体感のある履き心地を約束します。
2010年モデルはヒール側面のレイルが省略され、ヒールフックの感覚がより自然になりました。

他にはフォース、フォースレディ、ブースター、インスティンクトS、スティックスなど・・・



これはアプローチシューズ Mojito

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by kounoproclimb | 2010-05-28 08:27

Contrail

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先週、撮影したひこうき雲です。
真ん中のラインに写りこんでいる点はゴミではありません。
わかりますよね。
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by kounoproclimb | 2010-05-25 00:07

R29後編

GWが明けてから、オーダーしていた塗料が届きました。
ちなみにR29とは、車のボンネットを開けて、フロントガラスの根元に車台番号と一緒に書いてある
カラーナンバーです。
今度は前回の教訓を生かして、慎重に作業を進めようとじっと条件のいい日を待ちました。
気温が高すぎず、風もなく湿度が低いからっとしたいい天気の日・・・・・
こんな日は本当は山に行きたい!

自動車用の塗料はすごくて細かくて、風で100メートルほど飛ぶそうです。
前回は自宅のベランダで作業したのですが、近所迷惑を考えて、他の場所を探しました。
本当は、空調のきいた工場などが埃も少なくていいのでしょうが、素人ではそんな環境は望むべくもありません。

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バンパーをはずして、下地処理をして、いよいよ本塗装に・・・・
何回か塗り重ねるうちに、あんなによかった天気がどんどん曇ってきて、北側からガスがあがってきて・・・・・
幸い、雨は振りませんでしたが、最後のクリアーを塗る頃にはかなり湿度が高かったような気がします。
みなさん、ここの場所がどこなのかは突っ込まないでくださいね。
それから、待つこと1週間、塗装面が安定してからコンパウンドで磨きましたが光沢が全然出ません。

続く・・・・
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by kounoproclimb | 2010-05-24 17:03

白い蜘蛛

a0032559_013317.jpg3月に「Nord Wand]を見に行ってから、もう一度30年ぶりに白い蜘蛛を読み返してみようと思った。

そして、GW明けに「運命を分けたザイル2」がDVD化されたと友人のブログで紹介されていたので、早速借りてきた。
確かにジョー・シンプソンの映画なので「運命を分けたザイル」の続編といってもいい内容なのだけど、この邦題はあまりにも安直過ぎるのではないか?
現在のアイガーを著者が忠実に辿る映像と過去のドラマ(たぶん)をうまくミックスさせて、見事に映像化したすばらしいドキュメントになっている。

ペルーアンデス山脈、高度6400mで遭難した登山家たちの極限状態をリアルに描き、劇場大ヒットを記録した『運命を分けたザイル』の感動と迫力が再びスクリーンに帰って来た。事故後ジョーは6度の手術を繰り返し、9ヶ月間ギブスをはめ、歩行不可能とまでいわれるが、厳しいリハビリを続け奇跡の復活を遂げる。山への情熱を絶やすことなく“挑戦あるのみ”と意気込む彼は、尊敬する伝説の登山家トニー・クルツの最期の謎を追い巨大絶壁へ挑む!そこは、アルプスで非常に難度が高く危険なため、登山家たちからは「妄執の塊」と呼ばれるスイスアイガー北壁。高さ1800mの垂直の岩壁、 日が当たることはない“死のビバーク”と呼ばれる大氷田、数々の難所をクルツと同じルートで登攀していくことで、自身の壮絶な過去と彼の体験が重なっていく。たった1本のザイルが運命を決める究極の選択。生か、死か、切らなくては死んでしまう  
世界中を興奮と感動で震わせたもうひとつの「真実の物語」が今、蘇る。

原題 The Beckoning Silence
ロジェ・シャーリ、シモン・アンターマッテン、
アンドレアス・アベグレン、シリル・ベルト、
ジョー・シンプソン

a0032559_031888.jpg監督・製作:ルイーズ・オズモンド
原作:ジョー・シンプソン「The Beckoning Silence」
ナレーター:スティーブン・マッキントッシュ
撮影監督:ジェレミー・ヒューソン
音楽(作曲):ジャック・アーノルド
エグゼクティブ プロデューサー:ジョン・スミッソン
ジリアン・ウェア、編集:ベン・レスター

2007年 イギリス 74分


この2本の映画で取り上げられているトニー・クルツの悲劇は500ページを超える「白い蜘蛛」の
中では僅か20ページほどにもみたない。
それでも、ジョーの一生を左右するほどの強烈な印象を残したのだ。
30年ぶりに読みかえしてみても、この名著は今でも僕の中で全然色褪せていない。
それどころか一文一行に山への思いがあふれていて、ページをめくるのが惜しいという感覚を久しぶりに味わえたのである。

僕が山を始めた頃にも見たことがない麻のザイルをつけて、僕の心は今アイガーにいる。
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by kounoproclimb | 2010-05-20 22:39

山での「怪我」その実際

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山と渓谷6月号 NO.902に友人のAKOさんの事故事例が掲載された。
昨年の5月31日に鳳来の鬼石の下山中に骨折し、そのリハビリ&現在に至るまでの詳細な
レポートである。
彼女のブログでの経過報告や、ジムでのトレーニングを見てきた僕にとっても、再骨折の知らせは
耳を疑う驚きのニュースだった。

僕たち、素人考えでは経験不足の医者の医療ミスなのではないかとすぐ思ってしまうけど、
ここは冷静に事実関係を記録しておいて後々悔いが残らないように最善の策を考えるべき
なんだろう。

幸い、M先生のアドバイスなどもあって、病院を変わり、来週にも再手術されるそうだ。
一日も早い回復を祈りたい。

AKOさんのブログ
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by kounoproclimb | 2010-05-17 01:10

MITAKE

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by kounoproclimb | 2010-05-13 20:14

TRY!SCARPA WEEK

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5月27日(木)~30日(日)
スカルパ お試し履き会
詳細はパンプ大阪店まで・・・・
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by kounoproclimb | 2010-05-12 11:26

Le Concert

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知人の勧めで見に行きました。
GW中は立ち見で満員御礼!
単館ロードショーで上映するには少し無理があるのでは思わせるような
大人気だったそうですが、今日は朝から雨ということもあって開演30分前に並んで
座ることができました。

基本的にコメディ映画だというのは理解していたのですが、そのはっちゃけたストーリー展開には
驚きの連続、最後の12分間のコンサートシーンは圧倒的迫力で感動したのですが・・・・・・

映画後半の緻密さと前半部分のグダグダには違う監督が演出したのかと思うぐらい違和感があった。
いくら最後が感動しても、映画としてどうかといえば違うと思うのですよ。
それを救っているのは映画に使われている音楽の力なんでしょう、きっと・・・・

そして、コレはフランス映画ではなく、ロシア映画でもなく、ユダヤ人の映画なんだと思いついた。
したたかでかつ、底抜けに明るい。どんなに弾圧されても決して人生を諦めない。
監督の次回作に期待したい。


かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレは、今はさえない劇場清掃員として働いている。ある日パリのシャトレ劇場から、出演できなくなった楽団の代わりの出演依頼FAXを偶然目にした彼に、とんでもないアイデアが閃いた。クビになったかつての楽団仲間を集めて偽のオーケストラを結成し、ボリショイ交響楽団代表としてパリに乗り込もうというのだ。早速元チェロ奏者のグロスマンに話を持ちかける……。
ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働くさえない中年男が、急遽出演できなくなった楽団の代わりに、昔の楽団仲間を集めてパリ公演を成功させようとする姿を描く人間ドラマ。このとんでもない計画の真の目的が判明した時、あたたかい感動が押し寄せる。脚本も手がけたラデュ・ミヘイレアニュ監督(『約束の旅路』)のもと、ポーランド生まれのロシアの名優アレクセイ・グシュコブ、『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『トランスポーター』シリーズのフランソワ・ベルレアンらの名演が冴えわたる。また、本作のもう一つの主役はクラシック音楽だ。チャイコフスキー、モーツァルトなどの名曲が贅沢に使われているところにも注目してほしい。

原題:Le Concert
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
製作:アラン・アタル
原案:ヘクトール・カベッロ・レイエス、ティエリー・デ・グランディ
脚本:ラデュ・ミヘイレアニュ、アラン=ミシェル・ブラン、マシュー・ロビンス
撮影:ローラン・ダイアン
美術:クリスチャン・ニクレスク
音楽:アルマン・アマール
製作国:2009年フランス映画
上映時間:124分
配給:ギャガ

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by kounoproclimb | 2010-05-10 23:27