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Reencuentroその2

いよいよジョスネの番だ。
彼女はすごく指が強い。先日のカーニバルのトライの時にも誰も使っていないようなホールドでレストしたり、クリップしたりしてみんなを驚かせた。
「ステロイドパフォーマンス」は上部無数にあいた小さなポケットを絶妙なバランスでつないでいく好ルートだ。
グレードはカーニバルよりひとつ高いけど、彼女のようなクライマーには、OSしやすいかも知れない。でも、彼女はどこでももててしまうのでカーニバルのときのようにキーになるホールドを見落としてしまいラインをはずれてしまう可能性もある。


やはり、下部は全然問題なかった。中間部で長いレスト。
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いよいよ核心部。リカルドと一緒にオブザベしていたので、ムーブはリカルドとほとんど同じ・・・
でも、動きが硬い。大丈夫なのか。一手一手、大きく体がぶれて今にもフォールしそうな気がする。でも、脅威の保持力で止めているみたいだ。
信じられない。何回も動きが止まり、足が切れて落ちそうなのにまだホールドを保持している。そして、核心部を越えたと思われるところで全然動けなくなった。
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「リカルド~リカルド~!」
彼女の悲痛な叫びがこだまする。どうも、あまりに岩が冷たすぎて手の感覚がなくなったらしい。「アレ、ベンガ、ガンバ、カモン」いろんな国の言葉で激励が飛ぶ。
みんなの必死の応援でやっと動きだす。
でも、そっちはルートから、外れているよ。
はらはら見ていると、もとのラインに戻ってくれた。そして、慎重にゴール。

あまりの緊張で誰も口が聞けない。
そしてぱらぱらと拍手が・・・・・・a0032559_1183749.jpg
カメラマンのTさんにどれだけつらかったかを必死に訴える。
by kounoproclimb | 2004-11-18 11:19 | 日本(国内ツアー)
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