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世界報道写真展2008

毎年、この写真展にいくのが真夏の恒例行事になりました。
ポスターにもなっているこの大賞をとった作品は全然ピントがきていないにも関わらず、
一度見たら忘れられない強烈な力を持っています。
僕達はこの写真展を見たいためだけにハービスの会員になりました。
併設された会場では、故・長井健司さんの記録をまとめた映像が特別上映されていました。
ここで長井さんの代表作アーカイブが見れます。
今月21日までです。
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世界報道写真大賞 ティム・ヘザリントン イギリス ヴァニティフェア誌向け
9月16日、アフガニスタンのコレンガル渓谷の掩蔽壕で休息をとる米軍兵士

51回目を迎える今年のコンテストで大賞を受賞したのはイギリス人の報道写真家、ティム・ヘザリントンでした。アフガニスタンのなかでも激しい戦闘が続くコレンガル渓谷にある掩蔽壕で、戦闘の合間に休息を取る兵士の姿が写し出されたティムの写真(『戦場近くの壕で休息をとる米軍兵』)からは、大国の疲弊した姿もうかがえます。
世界報道写真展は、オランダに本部を置く世界報道写真財団が開催するプロの写真家を対象にした世界報道写真コンテストの入賞作品で構成する写真展です。
今年は125カ国から5019人の報道写真家の応募があり、80536点もの作品が集まりました。
本展では、「スポットニュース」「ニュースの中の人びと」「ポートレート」「スポーツ・フィーチャー」など10の部門から選び抜かれた59名の作品約200点をご紹介いたします。
地球上では、今なお多くの場所で争いが起き、人々が飢え、苦しみや悲しみに満ちた日々を送っています。戦闘に疲れ果てた若い兵士の姿、虐待に苦しむ子どもたち、逃げまどう人々・・・。
私たちが普段目にすることのないこのような事実を、写真はありのままに伝えます。
その一方でフォトジャーナリストの命はその使命と引き替えにされる事も少なくありません。
昨年、ミャンマーで日本人ジャーナリストの長井健司さんが撃たれて亡くなったことを覚えておられる方も多いでしょう。

by kounoproclimb | 2008-08-19 09:51
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