GRACIAS FINA


昨日、トライしたルートはムーブがよく判らなかったので、今日はいつものようにEl camino、Aquest any si でアップした後、Pince sans rireにいく。ここは夕方4時ごろからしか日が陰らないので、人が少ない。でも、ルートの質ではトップクラスだと思う。
「GRACIAS FINA」8a
最初、2本のコルネから始まって薄かぶりの前傾壁を絶妙なホールドで右上していく持久力系☆☆☆☆ルート
ちなみにルート名のFinaはEl Puenteの女性オーナー。クライマーに好意的なFinaにささげられて作られた。
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# by kounoproclimb | 2004-07-26 12:35 | スペイン

EL PUENTEのアパート

真夜中から、雨・・・・朝になってもまだ止まない。初日から、雨とは・・・・
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僕たちの部屋は右端、白い車の前です。
中は台所、トイレ、シャワー付き、冷蔵庫、鍋、食器もある。二段ベッド二つ、ソファーがあるので無理をすれば5人寝れるかも???(2人だと充分な広さで快適だ)今回は1週間のツアーなのでテントなどキャンピング道具を減らせるので思い切って贅沢してみた。
10時過ぎ、雨があがったのでとにかく様子を見に行くことにした。
なんと岩場は乾いている。全然、問題なくクライミングできる状態だった。
El caminoでアップ、Aquest any si、Las ventanas del mascunの3箇所を登った。
アパートを予約してくれたよりよりたちと岩場で再会。一日目にあえてうれしい。その他東京から来たらしい日本人2人と会う。(どこもキャンプ場はいっぱいで、近くのBiergeという村で見つけた安宿に泊まっているそうだ。)

[A Crabita ]8a
Mascunのほぼ中央にあるカンテのかっこいいルート。トライしているスペインのクライマーがいたので、一緒にやらせてもらう。
登っていると下から「オパ、オパ」と声援を送られる。ベンガなら、知ってるんだけど・・・
帰って辞書で調べると「OPA」愚かな、馬鹿なことをしている様と書いてある。
そんなわけないよな~

後でよりよりに聞いたら、アウパって言ってるみたい。
そんなに深い意味はなく、「行け」とか「いいぞ」っていうことらしい。
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# by kounoproclimb | 2004-07-26 11:50 | スペイン

Rodellar再訪

7月17日
今年の夏は4年前、訪れたRODELLARにまた、行くことになった。
8a.nuでは、人気投票で5位に入っている。
僕は二回目、嫁は始めてである。今回もタイ航空(南回り)バンコック、ローマ経由で22時間かかってマドリッドに着いた。丸一日飛行機は僕の年齢にはこたえる。夜中の2時頃に(日本時間で)デイナーがでたけど全然食べれなかった。マドリッド(10時着)で車を借りて、高速A2をひたすら走りウエスカで食料買出し、6時に
EL PUENTEというキャンプ場に到着。今回友人の好意でアパートを予約してもらっていたのですんなりチェックインできた。土曜日なのでキャンプ場は超満員、予約していなかったらテントでも厳しかった。
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# by kounoproclimb | 2004-07-26 10:31 | スペイン

中国重慶国際交流コンペテイションその6

 5月7日 最終日 ファイナル
もう中国の黄金週間も終わりの筈なのに、観客が多くて驚いた。みんなやっぱり決勝戦
に期待してるのだろうか。
キムさんはクリスやトミーのためにとっておきのルートを用意していてくれた。 
厳しい下部をこなしたあと、ルーフの入り口で観客席の方を向いて、体を回転させて、
足からルーフを越えるとヒール&トウフックを多用して、また斜め下にトラバースして
ゆくという凝ったムーブの連続である。
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李在勇(韓国)は余裕で下部をこなしたが、ル
ーフの入口でムーブを読み違えて、体が回ってしまい、フォール。トミーは指の怪我の
後遺症のせいかムーブにずっと精彩がなかったが それよりも1つ多く手を出した。ク
リスは核心部をデッドとキャンパシングで見事にクリアしたものの、トラバースで落ち
てしまいキムさんの練りに練ったルートに完登はならなかった。(優勝)
女子は優勝候補のベスが体調を崩したためかぱっとせず  1位、Huang Liping(中国

2位、蔡舜玉(香港)3位、エリザベス・ローデン(アメリカ)となった。
【推定グレード 男子5.13C 女子5.12C】
スピード競技は女子で金英美(韓国)が優勝した以外、中国勢が強さを見せて、上位を
占めた。クリスも早々と姿を消して、ちょっと苦笑い。僕はブービーだった。(僕より
遅い選手がいるとは驚きだ。)この日もスピード競技は大人気で盛り上がっている。も
う少し観客受けして、しかも選手もやる気が出るルールは考えられないのかな?
5月8日
全部で11日間の旅だったけど、すっきりと晴れたのは2日間だけだった。通訳の李さ
んに 1年中こんな天気なのかと聞くとそうだという。岩、岩、岩の宝庫なんだけどか
らっと乾くことは本当にないのだろうか?
帰りは重慶=北京間も飛行機だったのであっと言う間に帰ってこれた。往路に列車を使

たのは、費用節減のためだけではなく、僕たちに大陸の大きさを味わって欲しかったの
だろう。北京からは、大連経由で帰国。なんでこんなにテレビカメラが多いのだろうと
思っていたら、半日前にまた飛行機が落ちたらしい。 大阪に帰るとみんなが心配して
くれていた。

最後に
 最初に、通訳の李さんに「今回のコンペは国際大会という名前になってるけど、本当
の国際大会じゃない。私達もコンペの運営に慣れてないし、色々納得行かないことも有
るかも知れないだろうけど、チャイニーズ・ルールだと思って下さい。あまり緊張せず
に、のびのびとクライミングをエンジョイして、他の国のクライマーと交流してたくさ
ん友達が出来るといい思い出が作れますよ。」
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僕もゲンちゃんも一生懸命、頑張ったけどあまりいい成績はあげられなかった。
僕自身のクライミングに関していえば殆ど登れずに、今すごい欲求不満である。国際コ
ンペというよりも各国のクライマー達と修学旅行に行ってきたような気持ちがする。
最初はみんなぎごちなかったけど、同じように拘束され、汽車に乗り、船に乗り、ご飯
を食べている間にすっかり仲良しになった。結局、李さんが最初に言ってくれたように
一生に一度の素晴らしい体験をすることが出来た。 
残念だったのは中国のスタッフはみんなフレンドリーなのに、中国の選手達とあまり交
流できなかったことだ。中国の選手は主催者側の期待も大きく、かなり緊張している。
人数が多いのでどうしても固まって行動する。日本人も多かったら、直ぐに団体行動す
るので、僕たちも周りにとけ込めなかったかも知れない。 言葉の壁を越えて、みんな
と友達になれたのはゲンちゃんのキャラクターのお陰だと思っている。
今回はクリスやトミー、リー・ジェーヨンなど実力者もたくさんいる中で中国勢もいい
成績をあげていたので、主催者側もかなり納得行く結果だったろう。セッターのキムさ
んの気合いの入ったルートとクリス達が参加してくれたことで内容が非常に濃い高いレ
ベルのいいコンペになったと思う。
最後に中国登山協会の李豪傑さん、長野県山岳協会の田村さん、兵庫県山岳連盟の古賀
さんには本当にお世話になりました。有り難うございました。
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# by kounoproclimb | 2004-07-14 16:50 | コンペティション

中国重慶国際交流コンペテイションその5

5月6日 
みんなが待ち望んでいた人工壁のコンペがようやくスタートした。
でも毎日美味しい料理ばかり食べていてこの1週間ほとんど満足に運動していないので、体が重い。バスでの移動が終わるとトイレに駆け込む選手が多くなってきた。みんな脂っこい中国料理にお腹をやられているのだろう。 これも中国側の作戦なんだろうか?
この日のためにくんだ仮設の人工壁はパスモンターニュににているが、ウオールもホールドも中国製らしい。
パターンのウオールはフリクションはよかったけど、ホールドは小さいものが多くて、
指の負担が大きく、どうも好きになれなかった。
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これはスピード競技

“宏声杯”重慶国際人工攀岩激清賽
 コンペはディフィカルトとスピードの2つにわけて行われた。
*ディフィカルト予選 (オンサイトリード方式) ルートセッターのキムさんは今回
 実力者が多いので、やはり予選から仕掛けてきた。最近の日本の草コンペでは、クライ
マーに楽しんでもらうためにたくさん登らせる傾向が強く、出だしは簡単にしてある。
しかしこの日のルートは、スタートから傾斜もきつく、久しぶりにコンペの厳しさをお
もいださせてくれた。
スタートからムーブが出来ない選手もいるなか、僕もゲンちゃんも頑張ったけど、ルー
フまで達せず予選落ち、完登はクリスと李在勇の2人だけ、女子は中国のHuang Liping
だけだった。
【推定グレード 男子5.13a 女子5.12a 壁の高さおよそ13メートル ルート長17
~18m】

*スピード予選 (フラッシングトップロープ方式)
マレーシアとフィリピンの選手はこの種目にかけていて真剣だったけど、他の選手はみ
んな興味がなさそうで自分の出番が終わるとアイソレーションにもうけられたウオーム
アップウオールでボルダリングに興じていた。  でも、観客席は大いに盛り上がり、
ジャイオー(ガンバのこと)の声がこだましていた。
まだまだアジアではスピード競技の方が人気があるんだなと実感したけど、多くの選手
が望んでいるコンペとはかなりかけ離れているような気がする。
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クリスに尺八を教わるゲンちゃん
 
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# by kounoproclimb | 2004-07-14 16:46 | コンペティション

中国重慶国際交流コンペテイションその4

5月3日 レスト 
土砂降りの雨の中、パトカーの先導付きでバスで酉陽(ユーヤン)に行き、少数民族の
民族舞踊(Chinese hand-waving dance)を見学、昼から桃花源を観光(ここはルーフ状
になった大きな鍾乳洞だ。思わず、何本ルートが開けるだろうと考えてしまった。)
通訳の李さんが僕たちにハングルで何か話しかけてきたと思ったら、韓国チームのとこ
ろに行って日本語でしゃべっている。李さんも少しお疲れのようだ。
僕はずっとクリスが肩からかけている黒の細長いソフトケースが、気になって仕方がな
かったんだけど、やっとその正体がわかった。中から、出てきたのは尺八で今一生懸命
練習しているそうで、クリスの日本びいきはかなり本格的だ。
今年もお遍路さんになって、四国巡礼の旅を計画しているらしい。
5月4日 準決勝、決勝
セミファイナルは男女のルートを入れ替えて12人で行い、ファイナルはまた予選のル
ートに戻り、6人づつで行われた。(つまり、ワークトってことです。)ここに来て、
やっとスピード競技らしくなり、みんな勝負をかけてきたがクリス・シャーマがルート
後半、爆発的なパワーでラダーをかけ登り他の選手を圧倒し、6分43秒という素晴ら
しいタイムを叩き出した。女子はエリザベス・ローデンが 手堅く完投して、アメリカ
のダブル優勝となった。その他中国、韓国が実力を見せて、上位になった。
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5月5日 重慶に船で移動(帰りは下りなので7時間ぐらいだった。)
 夕食は「朝天門」という別の船に乗ってナイトクルージングに出かけた。日が暮れて
から船は出航するので、食事がすんだら、下船して先にホテルに帰ってもよいと言われ
たが、折角スタッフが用意してくれたツアーなので長江と嘉陵江の夜景を楽しむことに
した。でも船に残っていたのは、ほんの数人の選手とスタッフばかりだった。みんな、
明日のコンペのため、体を休めたいのだ。
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# by kounoproclimb | 2004-07-14 16:44 | コンペティション

中国重慶国際交流コンペテイションその3

5月1日 レスト  龍灘古鎮(オールドタウン)観光
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今日はこの村出身の民族衣装を身につけた女の子が通訳と案内をしてくれた。
ところで通訳の李豪傑さんは朝鮮系の中国人だそうだ。日本に留学中に韓国語と北朝鮮
の言葉が違うのを知り、いっぱい本を買い込んで独学で勉強したそうで、幾種類もの言
語を自由に操るすごい人だ。その李さんでもこちらの言葉はわからないらしく、ダブル
通訳である。
ガイドの女の子が何かを一生懸命説明して、そのあと李さんが韓国チームにハングルで
説明している。 僕らには、ひとこと「これは○○です。」おいおい、それだけ?
まあ時間がないから仕方ないか。午後からは自由行動でもう一度さっきの街に出かけた
。ゲンちゃんが一人の時にみんなに聞かれるらしい。「もう一人の日本人はいったい何
処にいるの?」 どうやら、僕は誰が見ても怪しい謎の東洋人のようだ。
夜になってアメリカチームが合流。  みんなクリスが気になってちらちら見ているが
、今日は疲れているだろうから、そっとして置いてあげよう。
5月2日
今日は重慶の2つのテレビ局が生中継をするそうで、村をあげての大変な熱烈歓迎ぶり
だ。開会式に日本代表?として参列しただけで 僕たちの役目は充分果たせたのではな
いだろうか。 警察、公安、軍隊などのすごい警備の中、千人ぐらいの観光客も集まり
、こうして国際大会はスタートした。
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 酉陽首届国際攀岩挑戦賽
自然壁(65m、95度、オンサイトトップロープ)のコンペはとてもユニークなルー
ルで行われた。
幅10mほどの間に2本のルート(男子左、女子右)があり、高度1mと10mごとに
リボンが付けてある。
順位は到達高度で決められ、同高度の場合、スピードの速い方を優先する。バウンダリ
ーは体の中心が出なければ手足は外側のホールドを自由に使ってかまわない。ルート中
のスリング、あぶみなどあらゆるものを自由につかってもよい。核心部(40m~50
m)は2本の(男女)のルートの間を自由に行き来してよい。登攀中のテクニカルイン
シデント(ホールドがはがれたり、木の根っこが抜けたり)の申し立ては一切出来ない
。等々・・・・

アイソレーションルームには、水と果物は豊富に用意してある。うーん、結構クライマ
ーの事わかってくれてるじゃない。でもアイソレーションエリアは形だけで お巡りさ
んが入り口に立っていてもみんな外にでて人の登りを見ていたり、勝手に他の岩でボル
ダリングをしている。だって、全然ウオームアップをするところがないのだ。でもクリ
スは一人で静かに本を読んでいる。今回 アメリカ、ロシア、マレーシアチームは監督
も来ていてとても楽しそうに見える。僕たちももっと時間があれば、しっかりしたチー
ムで来れたのかも知れない。もっとも、そうなれば僕たちの様なクライマーには声がか
からなかっただろうけど・・・・
ルートは出だしからかなり濡れていて15mほど、泥だらけの草付きの垂壁を登り、2
0mのつるつるのスラブにでる。核心は傾斜がきつくなってきて凹角状になり、コルネ
のオーバーハングを越えたあと、また濡れた垂壁が待っている。悪いところにはスリン
グやラダーがかかっている。 
制限時間は男子20分、女子25分だけどルート上部は落石の危険があるため、両ルー
トがクリアにならないと次の組がスタートできない。スピード競技なのにみんなすごく
慎重だ。特に女子は真ん中のスラブで持ち時間をめいっぱい使うため、遅々としてコン
ペは進まない。
予想通り、コンペの進行は予定より大幅に遅れ、ゲンちゃんが登り始める頃には、バッ
テリーがなくなったのかテレビ局のカメラマンは帰る準備を始め、クリスの順番が来た
ときにはいなくなっていた。彼らはいったい何が撮りたかったんだろう。
ちなみに、朝の8時半から、スタートして僕の順番がきたときは夕方の6時をまわって
いた。ああ~しんど。僕は上部の垂壁でジャッジにスリップを取られたけど、ホールド
が抜けてフォールしたり、時間切れになった選手も多かった。
ゲンちゃんはかろうじてセミファイナルに残って、あさってに希望を繋いだ。
僕たちの体感グレードは、5.12a・A0ぐらいだったけど、女子ルートの方は男子
ルートよりもっと難しそうだった。この日、完登出来たのはたったの男子4人、女子2人
だけだった。
『この地方はいつも天気が悪く、朝は霧で午後は少し晴れる。そのため壁のコンデイシ
ョンは午前と午後で全然条件が違い、スタート順位で大きく明暗が分かれた。その中で
やはり自然壁の経験豊富な選手が生き残ったといえる。それにしても同高度の場合、ス
ピードを優先させるというのはさんざんムーブを探った選手よりもあっさり落ちた選手
が上位になるわけで・・・バウンダリーも緩くロープを張ってあるだけなのでうまく体
を使ってロープを外に押し出して登っている選手が、結局作戦上手だったようだ。』
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全然オブザベに興味のないクリス
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# by kounoproclimb | 2004-07-14 16:42 | コンペティション

中国重慶国際交流コンペテイションその2

4月30日 重慶からは揚子江(長江)の支流である烏江を上っていく船の旅だ。
重慶は三峡下りで有名だけど、そのための大きな客船を通り抜けて、そのむこうに小さ
なな高速艇が待っていた。長江は想像していたほど大きくなかったけど、水流はかなり
速く、もし落ちれば助からないだろう。重慶は道路も整備されているけど坂が多く、自
転車は全然見ない、みんなオートバイか車である。船に乗ると陸の移動よりも水路を中
心に栄えた街だというのが実感できる。
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烏江にはいると両岸のあちこちに、石灰岩の岩
場が見えだした。でも、魅力的な岩壁もブッシュが多く濡れているようだ。烏江を8時
間かかって遡り秘境と言うべきちいさな村についた。
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ここは龍灘(ゴンタン)といい土
家族、苗族の2つの少数民族が暮らしている何千年もの歴史を持つ古い村である。船着
き場の対岸には大会が行われる岩場があり、たくさん垂れ幕や横断幕が垂れ下がってい
る。スピードの岩場は60mのスラブって聞いていたのにどう見ても被っている。 テ
レビ中継のために、見栄えのする壁に変更されたのかも知れない。開会式用のステージ
、千人ほど入る観客席、テレビ撮影用の鉄塔も建てられていて主催者側の大会にかける
意気込みのすごさが伝わってきた。
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# by kounoproclimb | 2004-07-14 16:39 | コンペティション